マタニティスイミング 注意点

　最近マタニティスイミングが人気です。マタニティスイミングは、体に負担をかけずに運動できるので、体重管理が必要な妊婦さんにとっては、もってこいの運動法といえます。マタニティスイミングは、適度な運動をすることで太りすぎを予防できますし、他にも、むくみや肩こり、腰痛、便秘などにも効果があるといわれるので、妊婦さんたちにとってはメリットがたくさんあります。しかし、マタニティスイミングをするにはいくつか注意点があります。

　まず、マタニティスイミングの対象者は、妊娠１５週を過ぎて安定期に入り、経過が順調な妊婦さんだけです。何かの病気をもっていたり、風邪など少しでも体調を崩している人は避けなければなりません。また、マタニティスイミングを始める前には、必ず医師に相談しましょう。スクール選びにも注意が必要です。妊婦さん専用のコースがあるプールか、助産師さんは常駐しているかなどあらかじめチェックしておきましょう。また、妊婦さんはあまり冷たい水の中で水泳をするのは好ましくなく、適温は３０℃といわれています。施設管理が徹底しているのかもチェックしておきましょう。妊婦さんにとってメリットの多いマタニティスイミングですが、普通の体ではないということを忘れず、無理をしない程度に運動しましょう。